業務系・SI案件の最新動向と単価相場を徹底解説|Spring Boot・レガシー移行スキルで市場価値を高めよう
Javaは、金融・公共・製造業などの大規模業務システム(SI)開発において圧倒的なシェアを誇る言語です。近年では、Spring Bootを用いたモダンなWeb開発に加え、Struts/Seasar2などのレガシーシステムの刷新・移行案件も増加しています。
本記事では、Java開発案件の市場動向と単価相場、スキルレベル別の業務内容をわかりやすく解説します。
■ Java案件の市場動向|モダン開発とレガシー移行の両軸で安定需要
Javaエンジニアは、以下のような領域で継続的に高いニーズがあります。
・業務系Webアプリケーションの開発(Spring Boot)
・レガシーシステム(Struts/Seasar2)の保守・移行
・RDB(Oracle/PostgreSQL/MySQL)の設計・チューニング
・クラウド環境(AWS/Azure)でのJava開発
・プロジェクトマネジメント(PM/PL)経験
■ スキルレベル別:Javaエンジニアの業務内容と必要スキル
レベル1:運用・保守(初級者向け)
業務内容:既存システムの改修、単体テスト、障害対応
必要スキル:Javaの基礎文法、Spring/Strutsなどの基礎知識
備考:まずは実務経験を積み、機能開発へステップアップを目指します
レベル2:機能開発・設計(中級者向け)
業務内容:新規機能の設計・開発、DB設計、API連携
必要スキル:Spring Boot、またはStruts/Seasar2での開発経験
備考:自立して開発できると、モダンWeb系へのキャリアチェンジも可能です
レベル3:設計・モダン技術(上級者向け)
業務内容:アーキテクチャ設計、技術選定、レガシー移行計画の策定
必要スキル:AWS/Azureでの開発経験、プロジェクトリード経験
備考:顧客折衝や要件定義ができると高評価です
レベル4:コンサル・技術戦略(リーダー層向け)
業務内容:技術的課題の解決、DX推進、レガシー資産の最適化戦略の提案
必要スキル:技術選定力、業務理解、開発組織の改善提案力
備考:大規模プロジェクトの技術責任者として活躍できます
■ 経験年数別:Java案件の単価相場(フリーランス向け)
※以下は参考値です。スキルセットや案件内容により変動します。
| 経験年数 | スキルレベル | 単価目安(月額・税抜) |
|---|---|---|
| 1〜2年 | 運用・保守 | 55万円〜70万円 |
| 3〜5年 | 機能開発・設計 | 65万円〜85万円 |
| 5年以上 | 設計・モダン技術 | 80万円〜110万円以上 |
| 7〜10年以上 | コンサル・技術戦略 | 100万円〜160万円以上 |
■ Javaエンジニアに求められるスキル一覧
必須スキル
・Javaを用いたWebアプリケーションまたは業務システム開発経験
・自身のJavaスキルを客観的に把握し、市場価値を高めたい意欲
歓迎スキル
・Spring/Spring Bootの実務経験
・Struts/Seasar2/intra-martなどのレガシー環境経験
・Oracle/PostgreSQL/MySQLなどのRDB設計・チューニング経験
・AWS/Azureなどのクラウド環境での開発経験
・PM/PLとしてのプロジェクト管理経験
■ 案件情報(一部)
単価:月額 55万円〜160万円以上(税抜)
勤務地:フルリモート〜常駐まで幅広く対応(※業務系案件は出社が必要な場合あり)
精算幅:月間稼働時間 140時間〜180時間(案件により異なります)
■ 高単価・非公開Java案件も多数ご用意!
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