SRE案件の最新動向と単価相場を徹底解説|フリーランス・転職にも役立つ市場価値診断
SRE(Site Reliability Engineering)エンジニアとしてのキャリアアップや単価交渉に役立つ情報をお探しの方へ。Webサービスの信頼性・可用性を担保するSREは、DevOpsの進化形として注目されている職種であり、近年その需要は急速に拡大しています。
「自分のスキルでどれくらいの単価が妥当なのか?」「今後どんなスキルを伸ばすべきか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SREフリーランス案件の相場感や、SREエンジニアに求められるスキルセットをわかりやすく解説します。
■ SRE案件の市場動向|DevOps・クラウド時代の信頼性エンジニア
SREは、開発と運用の橋渡しをする信頼性エンジニアとして、クラウドネイティブな環境での活躍が期待されています。特に以下のような技術領域での経験がある方は、高単価のSRE案件に参画できる可能性が高まります。
・監視ツール(Datadog、New Relic、Prometheusなど)
・コンテナ技術(Docker、Kubernetes)
・IaC(Terraform、Ansible)
・クラウド(AWS、GCP、Azure)
・自動化スクリプト(Python、Go、Shell)
■ スキルレベル別:SREエンジニアの業務内容と必要スキル
レベル1:運用・監視(SRE初級者向け)
業務内容:監視ツールを用いた運用、障害一次対応、トイル削減
必要スキル:Linux、ネットワーク、Webサービスの基礎知識
備考:インフラ運用構築経験者がSREキャリアをスタートするケースが多いです
レベル2:自動化・SLO運用(中級者向け)
業務内容:障害対応の自動化、SLI/SLOの設計・運用
必要スキル:Python、Goなどによるスクリプト開発、KubernetesやIaCの基礎知識
備考:SREとして自立して業務を遂行できるレベルです
レベル3:設計・オブザーバビリティ(上級者向け)
業務内容:監視基盤の設計・構築、Kubernetes環境の運用設計、パフォーマンス改善
必要スキル:Terraform、CI/CDパイプライン構築、アプリケーションの可観測性向上
備考:大規模サービスの信頼性向上に貢献できるスキルが求められます
レベル4:コンサル・文化推進(SREリーダー・戦略層向け)
業務内容:SRE文化の醸成、開発組織全体への信頼性戦略の提案・実行
必要スキル:技術的課題だけでなく、組織課題の解決力
備考:経営層との連携や、横断的な改善活動が求められます
■ 経験年数別:SRE案件の単価相場(フリーランス向け)
※以下は参考値です。スキルセットや案件内容により変動します。
| 経験年数 | スキルレベル | 単価目安(月額・税抜) |
|---|---|---|
| 1〜2年 | 運用・監視 | 70万円〜85万円 |
| 3〜5年 | 自動化・SLO運用 | 80万円〜110万円 |
| 5年以上 | 設計・上級 | 100万円〜150万円以上 |
| 7〜10年以上 | コンサルレベル | 140万円〜200万円以上 |
■ SREエンジニアに求められるスキル一覧
必須スキル
LinuxおよびWebサービスの運用経験
Python、Go、Ruby、Shellなどのスクリプティング経験
自身のSREスキルを客観的に把握し、市場価値を高めたい意欲
歓迎スキル
・Kubernetes(EKS、GKE、AKSなど)の実務経験
・Terraform、AnsibleなどのIaC経験
・Datadog、New Relic、Prometheusなどの監視ツール経験
・AWS、GCP、Azureなどのクラウド実務経験
■ 案件情報(一部)
単価:月額 70万円〜200万円以上(税抜)
勤務地:フルリモート〜常駐まで幅広く対応
精算幅:月間稼働時間 140時間〜180時間(案件により異なります)
■ 高単価・非公開SRE案件も多数ご用意!
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