前回はフリーランス準備編として、「独立後」に必要な手続きについて紹介しました。
今回も引き続きフリーランス準備編として、「独立後」にやるべきことを紹介したいと思います。フリーランスとして活動するために必要なこと3点となっています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
フリーランス活動のために必要なこと3点!
①メールアドレスの作成
自分の名前で仕事専用のメールアドレスを作りましょう!
メールアドレスは誰でも持っていると思いますが、普段使いのメールアドレスを仕事に使うのは、お勧めしません。
通販サイトの広告メールが大量に届いて、大事なメールを見落とすかもしれません。
番号の羅列や好きな言葉などのメールアドレスで、お客様とやり取りするのは、恥ずかしいですし、印象も良くありません。
メールを受け取る側としては、差出人が誰なのか不安になりますし、細かい箇所に気が回らない人間だと思ってしまいます。
「taro.sato1977@xxx.xxx」のようなメールアドレスがお勧めです。
②専用口座を作る
普段使用している口座とは別に仕事専用の口座を用意しましょう!
事業の財務状況がわかりやすくなりますし、専用口座を確定申告に向けて会計ソフトと連携させることで、収入や経費の入力や計算の手間が省けます。これが生活用の口座と共用の場合、生活用の入出金を取り除いたりと手間が増えてしまします。
③確定申告に向けての準備をする。
前回ご紹介した青色の確定申告では「帳簿付け」、「決算書の提出」が必要になります。
方法1:会計ソフトを使い自分で確定申告する
帳簿はお金の流れ(支出も収入)など全てと記入しなければいけません。とこれだけですと難しそうですが、会計ソフトを使えば簡単です。借方/貸方で仕訳…複式簿記…など意識しなくてもツールがやってくれます。
前回も記載しましたが、特にクラウド型の会計ソフトは従来のソフトよりもシンプルで簡単に帳簿づけができます。
「やよいの青色申告 オンライン」、「freee」、「マネーフォワード クラウド確定申告」などがお勧めです。年間コストは1万円前後となっています。
それでも最初は取っつきにくいとは思いますが、収入が不安定だったり売上が少ない場合は、自分で確定申告をする方がいいでしょう。
方法2:税理士に依頼する
不安な場合や会計ソフトを使っても確定申告は難しいという人は、税理士に依頼をしましょう。
税理士に依頼することのメリット、デメリットを簡単にまとめてみました。
◆メリット
・安心感と正しい申告
確定申告したけど間違ってないか?損してないか?などなく安心感がある。
・面倒な作業の代行
簿記や申告書作成の手間を省くことができます。
・万が一の相談相手
税務調査や何らかの税金の判断や疑問など相談相手になってくれます。
◆デメリット
・費用が掛かる
当然ですが費用が掛かります。売上規模や税理士さんにもよりますが、月々1万円、決算書作成で8万円と言った具合で年間で20万円程度の費用が掛かります。
・コミュニケーションが必要
簿記や決算書作成で何らかの判断が必要になることがあります。自分で行うよりも確実で手間もかかりませんが、ゼロではありません。
・税理士を探す必要
そもそもですが、依頼する税理士を探す必要があります。
税理士紹介サイト(紹介してもらう側は基本無料)を利用すると、条件にあった税理士を何名か紹介してもらえます。条件や話しやすく信用できる方を選びましょう。
まとめ
今回は、フリーランスとして活動するために必要な3点をご紹介しました。
①②は必須ではありませんが、是非対応することをお勧めします!①のメールアドレスはお客様の印象に繋がり、②の専用口座は作業効率がよくなります。
③は言わずもがな必須なので、自分の状況にあった方法を選択しましょう!
次回以降は、フリーランスに少し深堀していこうと思います。
メリット/デメリットや向き/不向き、仕事の仕方などをご紹介していく予定です。
フリーランスになると何が必要になるのかイメージをつかむためにも、独立を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。